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赤ワイン

辛口

シャトー・ド・ロッシュモラン ルージュ (2016)

Chateau de Rochemorin

9333691

2016

シャトー・ド・ロッシュモランは18世紀、偉大な哲学者で文筆家のモンテスキュー男爵(本名:シャルル=ルイ・ド・ズゴンダ氏)が所有していました。他の名著とともに、「ペルシア人の手紙」の著者であったモンテスキューは、ロッシュモランの赤ワインの敏腕大使で、彼がヨーロッパ全土を旅行中に出会った友人、知人、そして著名人達は、グラーヴ・テロワールの特徴となるワインの優美な複雑性とミネラルの含みを必ず称賛しました。ワインは美しいアロマを表現し、きれいにバランスが取れた優雅な風味を示します。非常にリーズナブルでありながら、そのアペラシオンで一番信頼できるワインの一本です。

テイスティングノート 美しく力強い、鮮やかで輝きのある赤色。ブーケは濃く、ややスパイシーなニュアンスと、たっぷりとしたフレッシュなレッドベリー果実を示す。口に含むと、最初の印象のフレッシュさはエレガントでバランスの取れたストラクチャーへと続き、レッドベリー果実と柔らかく溶け込んだタンニンを伴う。最初は控えめな樽香は、長い余韻の中徐々に強くなる。
合う料理 ホロホロ鳥のロースト、ガチョウ、野ウサギなどと好相性
葡萄品種 65% メルロー、35% カベルネ・ソーヴィニヨン

*本ヴィンテージが在庫切れの場合、在庫があり価格が同様の場合は自動的に次のヴィンテージに変更されます、ご了承ください。

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生産者
生産地
原産地呼称/等級
タイプ
葡萄品種
テイスト
アルコール度数(%)
サーブする温度
容量

750ml

テロワール 温暖な冬、温暖で晴天の夏、西からの風は定期的な降雨をもたらし、メキシコ湾流は、暖かくて安定した気温をもたらす。内陸にある森林は、風と湿気からブドウ畑を守る。深い砂利質土壌気候 穏やかな冬と夏の気候だったが2016年の夏は期待通りにはいかなかった。7月は大雨となり、8月は、平年よりも非常に冷涼だった。しかし9月に晴天が続き,日中は高温、夜間は冷えこむ奇跡的なインディアン・サマーとなり、熟成にとって非常に有益となった。
地質 様々な深さ(20cm〜3m)の砂利、粘土質石灰石、 砂岩 の3種からなる土壌。第3紀の最後、第4紀の初め、ピレネーからの氷河、ガロンヌ川により圧延した石が広がる。時と浸食は、ヒルトップ・グラーヴェル と呼ばれる傾斜面を形成した。その傾斜面は、自然な雨水の水はけをもたらす。
収穫 手摘みまたは自動選果を持つ機械による収穫。
醸造 特許取得済みパンチングダウン工程システム搭載の温度管理のされたステンレススティールタンクにて18日間、29℃で主発酵、マロラクテック発酵を行い、一部のワインは、最後オーク樽で醸造を行う。
熟成 3カ月に1度ラッキングし、オーク樽(30%〜40%新樽)で12カ月熟成させる。

酸度 3.32g/L
PH 3.55
残糖度 0.30g/L

ギド・アシェット 1つ星!
デキャンター 91ポイント!

生産者

シャトー・ドゥ・ロッシュモラン

シャトー・ドゥ・ロッシュモラン | ピーロート・ジャパン オンラインショップ

シャトー・ドゥ・ロッシュモラン



ボーボワからロッシュモランへ

ペリゴール地方の貴族ジャン・ド・アムランは、ロッシュモラン荘園の領主でした。1520年、ボルドー議会との取引でやってきたアムランは、この地に魅せられ、住むことを決意。そしてボルドー近く、グラーヴ地区マルティヤックにあるメゾン・ノーブル・ド・ボーボワを購入。ボーボワは、高品質のワインを造るのに最適なテロワールであり、余暇には詩人や翻訳家として活躍するアムランにとって、思索と夢を育む理想的な場所でした。彼はクレマンス・ド・ラ・ボエシー(法律家・作家のエチエンヌ・ド・ラ・ボエシーの叔母)と結婚。ボーボワの森は広大で美しい葡萄畑に変わり、そのワインは近隣の教会領のワインと対等に渡り合えるように。ボーボワの名はやがてロッシュモランの名に取って代わられました。いまも残るシャトーの建築様式が、ペリゴールでのその起源を物語っています。




モンテスキューが育てたワイナリー

17世紀初頭、メゾン・ノーブル・ドゥ・ロッシュモランは、近くのラ・ブレード渓谷の領主であったド・ペスネル家の手に渡りました。1686年、ド・ペスネル家の最後の相続人は、元王室銃士であったジャック・ド・モンテスキューと結婚。1689年にラ・ブレード城で生まれた子は啓蒙時代の偉大な哲学者シャルル・ルイ・ド・スゴンダ、後のモンテスキュー男爵です。モンテスキューは、ボルドーの葡萄畑の最も頑強な擁護者の一人でした。「法の精神」の著者はロシュモランで生産したワインを非常に誇りに思っており、知人への手紙の中で「...私がこの世で最も好きなものの一つである、私のワインを一樽送りたいのだが、彼はそれを受け取ってくれると信じている...」と書いています。ロッシュモランは1919年まで代々モンテスキュー家が所有しました。




アンドレ・リュルトンの登場

以降、所有者が何度か変わり、1973年にアントル・ドゥー・メールのワイン生産者、アンドレ・リュルトンがやってきました。リュルトンは、かつてモンテスキューがそうであったように、グラーヴのこの地域とそのワインを熱烈に支持しました。ロッシュモランは、ペサック・レオニャンの典型的な特徴を完璧に表現しています。アペラシオンの中で最も立地条件の良い場所(最も高い台地)の1つです。南向きで、非常に暖かく、風が強く、深みのある砂地と小粒の砂利で、アペラシオンの近隣の地域よりも乾燥し、温暖な独特のテロワールです。シャトー・ドゥ・ロッシュモランのワインは、ペサック・レオニャンのアペラシオンを知るためのカギとなります。非常にバランスの取れたアロマのおかげで、レストラン関係者に特に人気があります(フランスの260の星付きレストランで使用)。



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