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赤ワイン

辛口

バロナーク (2018)

Baronarques

9298399

2018

テイスティングノート 透明で光沢があり、とても濃く深みのあるガーネット色。ノーズは非常にエレガントで、美しい複雑さを醸し出しており、洗練されていて、スパイスと美味しいアロマが漂う。
エアレーションすると野イチゴ、ラズベリー、ブラックベリーなどの煮込んだ赤果実のアロマにミネラルが加わる。アタックはフレッシュでしなやか、エレガントであり、素晴らしいボディに完ぺきなタンニンが溶け込んでいる。ミッドパレットはブランデーの果実の含みに、スパイスやトーストしたパンを伴う。タンニンはしなやかだが力強く、すべてがコントロールされたパワーを示す。後味は長くフレッシュで、メントールや胡椒の含みが持続性を格別に長くしている。複雑なアロマと、新鮮味と濃厚な味わいの完璧なバランスを持つこのヴィンテージは、バロナークが造るワインの中で、最も偉大なワインの一つであることを証明している。
合う料理 ビーフ、鴨肉、ラム、ジビエなどのタルタル、カルパッチョ、グリル、ソース添えなどと好相性。また、野菜のグリル、トリュフパスタ、チーズ、チョコレートデザート、パルマンティエ風ミンチと鴨のコンフィ、レーズン、アーティチョークのピューレ、鳩などとも合う。
葡萄品種 47% メルロー、25% カベルネ・フラン、21% シラー、5% マルベック、2% カベルネ・ソーヴィニヨン
HVE3認証

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生産者
生産地
原産地呼称/等級
タイプ
葡萄品種
テイスト
アルコール度数(%)
サーブする温度
容量

750ml

穏やかな1月を経て、2017-18年の冬の終わりは例年より寒かった。冬から春にかけては、雨が多く、結果4月、5月、6月は平年並みの気温だったにもかかわらず、開花は例年より数日遅くなった。7月は暑く、嵐もあり、8-9月は暑くて乾燥していた。夏の終わりの暑さのため、収穫は通常より数日早くメルローから始まり、最後のマルベックの区画で終了。葡萄は最適な熟度で収穫された。

テロワール ピレネー山脈のピエモンテに位置する、2つの気候(地中海と大西洋)の影響が混在する複雑なテロワール。
標高250〜350m、ピレネー山脈に近いため夏の暑さを和らげてくれる。
気候 大西洋から400km、地中海から100kmに位置する畑は、2つの気候の影響を受け、この微気候が最適な日照とバランスのとれた降雨の両方を保証している。
地質 粘土石灰質、砂質、小石、砂利の土壌が混在する複雑なテロワール。
収穫 12kgの木箱に手摘み収穫
醸造 温度管理されたステンレスタンクで、葡萄品種と区画ごとに醸造。短いマセラシオン
熟成 フレンチオーク樽で12ヵ月、内25%新樽、75%1-3年使用樽

酸度 3,53 g/L
PH 3.60
残糖 2.20g/L

ジェームス・サックリング 94ポイント!
デキャンター・ワールド・ワイン・アワード 93ポイント!
ワイン・スペクテーター 92ポイント!

生産者

ドメーヌ・ド・バロナーク

ドメーヌ・ド・バロナーク | ピーロート・ジャパン オンラインショップ

ドメーヌ・ド・バロナーク



歴史

オード県リムー近くに位置し、以前はドメーヌ・ドゥ・ランベールと呼ばれていました。非常に古いドメーヌで、17世紀にサン・ポリカルプ修道院が所有。革命時に公売に掛けられ、カルカソンヌのエストリボー=ゴール氏が19,300リーブルで落札しました。以降、所有者が何度か変わり、1998年、ドメーヌは一族経営の会社バロン・フィリップ・ドゥ・ロートシルトとなりました。ドメーヌの状態は悪かったのですが、地域から最高品質の赤ワインを造ることを目指し、ロートシルト家は5年かけて葡萄畑と醸造施設の大幅な改修を行いました。ドメーヌはバロナークと命名されました。




葡萄畑

大西洋と地中海の微気候が、最適な日光量とバランスの良い降水量を保証し、粘土・石灰質土壌および砂利土壌を有する複雑なテロワール。夏場の熱を和らげる、標高250m-350mの傑出した立地で、110ヘクタールの土地のうち、43ヘクタールが葡萄畑です。2つの海洋の影響が交わる場所に位置するこの畑には、大西洋産の品種(メルロー、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン)と地中海産の品種(シラー、マルベック)が植えられています。赤ワインの特徴として、洗練されたエレガントさと、テロワールの力強さを兼ね備え、白ワインは、主にシャルドネ種から造られ、素晴らしい香りの複雑さと素晴らしいフレッシュさを示しています。
葡萄はシャトー・ムートン・ロートシルト、オーパス・ワン、アルマヴィーヴァと全く同様に、12キロの小さなバスケットに手作業で摘み取られます。そして醸造過程と樽熟成においても同じケアがなされています。





醸造

選果は醸造タンクより高い所で行われ、葡萄は重力によってタンクへ送り込まれ、果実を破ることなく保持できます。アルコール発酵は約30℃で8日間行われ、その後、マセラシオンは葡萄の品種により2〜4週間行われます。マロラティック発酵後、ワインは新樽(ヴィンテージにより25~50%)と1〜3年使用した樽で12ヶ月熟成されます。白ワインは醸造された後にオーク樽(新樽50%、1年物50%)で9ヶ月間熟成されます。 ワインはドメーヌで瓶詰めされます。これがボルドーで言うところの「シャトー元詰め(mis en bouteilles au château)」で、ドメーヌ・ドゥ・バロナークは最高品質のワインを造り続けています。



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