イングルヌックは1879年にグスタフ・ニーバウムにより設立され、コッポラ・ファミリーが所有していた、ナパ・ヴァレーの至宝
ルビコンは1978年リリースのプレミアムワインで、最良エステートで栽培したブドウで造られている。使用ブドウの中には1880年代にはじめてこの地に植えられた、由緒あるグスタフ・バーニウム・カベルネ・ソーヴィニヨンも含まれている。
テイスティングノート 調和が取れ、長く続く個性を示す。この年のヴィンテージはほぼカベルネ・ソーヴィニヨンで、甘さや柔らかなノーズは他のヴィンテージと比べ顕著である。継ぎ目のない果実味、タンニンやオークの調和を示している。全体的にウェイトがあり、最初から最後まで香りと味わいが類似しており、ダークベリー、ブラックチェリー、カラント、スパイス、バニラなどの洗練された流れるような芳香は、傑出したヴィンテージに印象的な複雑味をもたらす。
ブドウ品種 97% カベルネ・ソーヴィニヨン、2％メルロー、1％プティ・ヴェルド
イングルヌックの高級赤ワイン「ルビコン」は、1978年より造られていて、ワイナリーの「世界に通用するワイン」というレガシーを復活させている。最良畑の区画からのエレガントなブレンドワインは、エステートとヴィンテージ双方の最高の状態を示す。2014年は一貫して温暖な気候が続いたことで早めの収穫となり、高品質で魅力的な凝縮感を示すブドウが収穫できた。2012年、13年と比べ、2014年は柔らかく融和したタンニンにより若いうちから楽しめ、かつ数十年の貯蔵も可能である。このワインの本質は時間と共に展開し、複雑で躍動的な重層をもたらすことである。
醸造 100%フレンチ・オーク樽で、18ヵ月熟成、内75%新樽
ロバート・パーカー 95ポイント！ワイン・エンスージアスト 94ポイント！ジェフ・リーヴ 94ポイント！ワイン・スペクテーター 92ポイント！
