テイスティングノート
Opus One 2014年は、フローラルな香り、フレッシュなガーデンハーブ、森林植物のようなかすかなアロマを呈し、レッドチェリー、ブラックベリー、クロスグリの濃厚なブレンドとなっています。シルクのような滑らかな舌触りの後には濃厚でフルーティーな味わいが広がり、ベーキングスパイスとブラックオリーブの香りが感じられます。きめ細かいタンニンのベルベットのような舌触りと複雑な構成が調和され、フィニッシュはモカを思わせる、フレッシュさに満ちふれた長い余韻が続きます。今すぐお楽しみいただけるのはもちろんのこと、今後何年にもわたってご堪能いただけます。
天候と収穫
2014年ヴィンテージは早熟で、ワイナリーの歴史上最も早い萌芽となりました。この年は一年を通してタイミング良く雨が降り、温暖で乾燥した状態が続いたため、葡萄の木に適した条件がそろい、 予想を若干上回る産出量となりました。ほぼ完璧な条件に恵まれた成育期を経て、葡萄の新鮮さと凝縮度が理想的なバランスになった9月5日に収穫を始めました。早い時期に暴風雨があり一時休止したものの、10月7日までの短期間で収穫を終えました。
醸造
各葡萄品種は、発酵とマセラシオンを行いながら、20日間スキンコンタクトを行い、100%フレンチオークの新樽で18ヶ月熟成させた。
葡萄品種
カベルネ・ソーヴィニヨン80%, プティ・ヴェルド7%, カベルネ・フラン6%, メルロー5%, マルベック2%