ヴィッラ・デッリ・オルミ（チェルソーレ） |　ピーロート・ジャパンオンラインショップ

ヴィッラ・デッリ・オルミ（チェルソーレ）

1895年にヴェネト州で創業

ヴィラ・デッリ・オルミは、そのワインの品質と個性において、長い伝統を持つワイナリーです。ヴィッラ・デッリ・オルミのオーナーであるチエロ・ファミリーの生産・販売活動は、1895年にヴェネト州（イタリア北東部）の伝統的な葡萄畑とワイン文化の土地で始まりました。19世紀から20世紀にかけての変わり目、第一次世界大戦の数年前に、曽祖父ジョバンニが伝統的な養蚕業とワインの製造・販売を組み合わせました。当初は地元に密着していましたが、製品の品質の高さが評判となり、ターゲットが広がっていきました。1926年、ジョバンニのワイナリーは、ワイン展示会でグランドゴールドメダルを受賞。

そして、物語は続く

その後、2代目が入社し、事業はさらに活発化。1953年、クレアッツォの新ワイナリーが完成し、開所式が行われました。1960年代には、ワイナリーの活動領域は近隣の地域にも広がり、最新鋭のボトリングラインなど、数々の技術革新を行いました。1980年、ワイナリー「テヌータ・アルタヴィッラ」を買収し、国内市場を制覇しました。2005年、アルタビラ新本社ビルの建設に着手。2009年は新本社への移転と海外市場の開拓、2016年はヴィラ・デッリ・オルミUSA設立。2016から2019年にかけ、葡萄栽培面積の拡大が好調に。2019年には新ボトリングラインを導入し、国際的な賞を受賞しました。成長にもかかわらず、製品の品質に対する配慮、ワインと領土に対する情熱は決して欠けることはありません。現在では、海外30カ国で製品を販売しており、その数は増え続けています。ワイン生産部門も拡大し、最適な場所に新しい葡萄を植えています。そして、物語は続くのです...。

フィネスと長い余韻を持つワイン

ヴィチェンツァ県とパドヴァ県の間に約80ヘクタールのブドウ畑を所有し、素晴らしい土壌でグレラを栽培し、繊細なプロセッコDOCや、カベルネ・ソーヴィニヨン、シャルドネ、ピノ・グリジオといったこの地域特有の葡萄の樹を育てています。1980年からは、この施設全体が大学の研究施設（CUOA）として利用されています。この畑の特徴は石灰岩と泥灰土の土壌で、石灰岩はある程度の粘土を含み、一方泥灰土は石灰岩と粘土が等量で構成されています。この土壌のおかげでワインは全体的によくまとまり、アルコールが高めで、酸は低め。このような構成のワインは、フィネスと長い余韻を持っています。

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