シャトー・マルメゾン|　ピーロート・ジャパンオンラインショップ

シャトー・マルメゾン

中世から葡萄栽培が行われたドメーヌ

ムーリス・アン・メドックにあるシャトー・マルメゾンは、メドック地区で最も古いワイナリーの一つで、中世から葡萄栽培が行われています。シャトー・クラークに隣接するドメーヌは、1973年にエドモン・ド・ロートシルト男爵が購入しました。彼のリーダーシップのもと、葡萄畑は再設計され、建物も完全に改装されました。栽培する葡萄は、この地域の典型的な例にもれず、メルローとカベルネ・ソーヴィニヨンのみです。そしてエドモンは、妻のナディーヌ・ド・ロートシルト男爵夫人に敬意を表して、このワインに彼女の名前を付けたのです。ガーデニングに情熱を注ぐ彼女は、バラとジャカランダを主役にした楽しい庭園を造りました。

ドメーヌを愛情込めて修復

ロートシルト家のフランス支部のワイン造りの伝統は、1868年にジェームズ・ド・ロートシルトが悪名高いシャトー・ラフィットを購入したときにまでさかのぼります。100年以上にわたってワインの世界とつながってきた家族の歴史を持つエドモン・ド・ロートシルト男爵は、1973年にリストラックとムーリ＝ザン＝メドックの2つの「クリュ・ブルジョワ」、シャトー・クラークとシャトー・マルメゾンを取得し、ファミリーのワインとの関係を深めました。その後すぐに、ワイン製造を行うバロン・エドモン・ド・ロートシルト社を設立。これらのドメーヌは愛情を込めて修復され、葡萄の樹も植え直されました。会社は近代化し、成長しましたが、常に家族経営的な側面を保ちました。

卓越性に対する情熱

それ以降、バロン・エドモン・ド・ロートシルト社は、南アフリカでルパート＆ロスチャイルド・ヴィネロンを、アルゼンチンのアンデス山脈の麓にフレシャス・デ・ロス・アンデスを、ニュージーランドにリマペレを創業。エドモン・ド・ロートシルトの死後、ドメーヌは息子のバンジャマンとアリアーヌ・ド・ロートシルトに継承されました。バンジャマンと妻アリアーヌは、テロワールの選定や醸造システムにおいて最高水準の品質を誇るワインの生産を続けました。バンジャマンは、美しいシャトー・デ・ローレを2003年に買収。バンジャマンとアリアーヌはエドモンの伝統を受け継いで、卓越性に対する情熱を伝えてきました。