ボデガス・ラ・カンデラリア|　ピーロート・ジャパンオンラインショップ

ボデガス・ラ・カンデラリア

1977年に始まった組合

カサス・デ・ロス・ピノスにおけるワイン造りの起源は17世紀に遡ります。小規模の家族経営のワイナリー（ボデガス）で造られるワインは、自分達で消費するためのものでした。19世紀末、ジロン・ルイス家が古いワイナリーを見つけ、カサ・デ・ロス・ピノスと近隣の村にワインを提供するように。20世紀に入ると、農業と畜産を営む9つの家族が共同し、1977年に町全体で一つの組合を形成しました。今日、ラ・カンデラリアとして知られている葡萄畑とワイナリです。 2003年に初めて瓶詰めのワインが市場に出されるまで、ワインはタンクや水差しに入れて販売されていました。そのわずか4年後、アメリカ、アジア、ヨーロッパの国へ向けて輸出を開始。

土壌、気候、人の活動が3つの柱

土壌、気候、人の活動がカサス・デ・ロス・ピノスの3つの柱です。ラ・カンデラリアのユニークなワインは、この3つの要素のバランスを取ることで造られています。土壌は海抜725mにあり、石灰岩、粘土、砂の混合物と、丸石の層で覆われています。気候は少量の雨、夏期の暑さ、冬期の寒さ、そして葡萄が熟す時期の寒暖差が特徴です。自然環境を尊重した栽培方法の知識、伝統、工夫により、最上の葡萄を栽培しています。ラ・カンデラリアは450haの畑を所有。テンプラニーリョ、ボバル、モナストレル、ガルナッチャ、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラーズの赤品種、そしてマカベオ（ヴィウラ）、ソーヴィニヨン・ブラン、アイレンなどの白品種が栽培されています。

栽培から瓶詰めまでの管理されたプロセス

メインの施設と葡萄の搬入所は、1948年に建設が始まりました。その後、最高品質のワインを造り出すため施設が拡張。ラ・カンデラリアは、伝統、技術、革新を調和させています。現在のワイナリーは、加工室、醸造室、セラー、瓶詰め室、倉庫に分かれています。加工室はより近代的で、ステンレススチール製自動排出タンクが12個、白ワイン用の浮選装置、空気圧式プレスを備えています。発酵は低温で管理。醸造室は、ワインの個性を引き出すために1965年に建設され、コンクリートの瓶（かめ）とタンクを格納する場所。地下の熟成用セラーには、主にアメリカンオーク樽を200個以上を保有しています。最後に瓶詰め室で、栽培から瓶詰めまでの管理されたプロセスが終了します。

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