ドメーヌ・パンソン |　ピーロート・ジャパンオンラインショップ

ドメーヌ・パンソン

1640年に遡る歴史

シャブリのパンソン家について記した最古の文献は1640年に遡ります。ルイ・パンソンは1940年、ドメーヌをシャブリで初めて一般向けに直接販売するワイナリーのひとつへと導き、シャトー元詰めをいち早く取り入れたワイナリーとして確立させました。1983年と1987年に、ボーヌでワイン醸造を学んだローランとクリストフそれぞれがドメーヌに参加し、祖父のルイとともに働きはじめました。1982年から2009年まで、畑は4ヘクタールから12ヘクタールに拡大。2004年、最新技術のワイナリーを設立し、ストック容量を拡大し、樽熟成を目的とした2つのセラーを修復しました。2008年、ボーヌでブドウ栽培と醸造の高等教育を受けた後、シャルレーヌ・パンソンがドメーヌに着任。

神聖な土地の保護者

現在のドメーヌは、情熱的なシャルレーヌ・パンソンと彼女の父ローランによって運営されています。彼らはシャブリのテロワールの最高峰を14ha所有し、6つのプルミエ・クリュとその中でも最高のグラン・クリュであるレ・クロに最良の土地を所有しています。この歴史ある土地のポテンシャルを最大限に引き出すために、丁寧かつサステナブルな農業を行うことが、良心的な生産者の使命です。シャルレーヌとローランは、自分たちを単なる農家ではなく、この神聖な土地の保護者であると考えています。除草剤や殺虫剤を一切使用せず、土壌を耕し、葡萄の樹を石灰岩の岩盤に深く押し込むことで、正真正銘のシャブリの切れ味と精度を持つワインを造り出しています。

慣習にとらわれず、経験に基づく

シャルレーヌとローランのセラーでの哲学は、情報に基づいた柔軟性によって定義されています。彼らは、すべての区画に独自の醸造が必要だと考えているのです。テロワールを表現するために、ある畑では樽発酵を、また別の畑ではタンク発酵を行い、熟成も、古い樽やステンレススティールなど、さまざまな容器で行います。シャルレーヌは慣習にとらわれず、経験に基づいて、それぞれのテロワールに最適な方法を判断します。その結果、キンメリジャン泥灰土（ブルゴーニュ特有）に見られる歴史的な壮大さとブルゴーニュの高貴なシャルドネを完璧に調和させ、ドメーヌ・パンソンのラインナップで強烈なピュアさを見せつけることに成功しているのです。