ドメーヌ・ドゥ・シュヴァリエ|　ピーロート・ジャパンオンラインショップ

ドメーヌ・ドゥ・シュヴァリエ

赤白ともにグラン・クリュ・クラッセ・ド・グラーヴ

グラーヴ地区のアペラシオン、ペサック・レオニャンで高い評価を得ているドメーヌ。1959年、赤ワイン（カベルネ・ソーヴィニヨンを主体としたブレンド）と白ワイン（クラシックなボルドーブレンドの白）の両方で、グラン・クリュ・クラッセ・ド・グラーヴに格付けされました。ドメーヌの誕生は19世紀後半にさかのぼります。17世紀の資料によると、ドメーヌには「家、庭、敷地、葡萄畑、森、牧草地」が含まれていました。1865年にアルノーとジャン・リカールによって買収され、1983年にオリヴィエ・ベルナールが購入。ジャン・リカールがシュヴァリエの真の創造者と言えます。しかし、彼の義理の息子で、40年間シュヴァリエにいたガブリエル・ボーマルタンは、その名声を結晶化させる役割を担いました。クロード・リカールは35年間もドメーヌを運営。オリヴィエ・ベルナールは彼と5年間一緒に仕事をして、シュヴァリエの本質を理解することができました。

品質を追求することがここでの優先事項

1985年以降葡萄畑が徐々に拡大し、新しい醸造設備が必要になり、既存の建物の全面的な改修と拡張が、技術的・美的基準に基づき、基本的に2段階（1984年と1991年）で行われました。17世紀に建てられた元の建物を根本的に変えることなく、微妙に融合させたのです。最新鋭の設備を備えた新しい醸造室は、モダンでありながら時代を超えたスタイルで建設されました。円筒形で、ファサードの美しさを際立たせています。しかし、この醸造所の中心は、そして敷地全体の中心は、太陽の光を最大限に取り込むガラスのドームです。ドメーヌ・ドゥ・シュヴァリエの醸造所の機能美は、ボルドーでは極めてユニークです。「品質を追求することがここでの優先事項です」とオリヴィエは言います。

2つの葡萄品種を最大限に活用

ドメーヌ全体の面積は100ha、うち45haが葡萄畑で、40haが赤ワイン用、5haが白ワイン用です。ドメーヌ・ドゥ・シュヴァリエの葡萄品種については、砂利の多いテロワールの多大な栽培ポテンシャルにより、ボルドーで最も高級な2つの葡萄品種を最大限に活用することが可能になっています。赤ワイン用のカベルネ・ソーヴィニヨンと白ワイン用のソーヴィニヨン・ブランです。その全内訳は以下の通り。赤ワインはカベルネ・ソーヴィニヨン64%、メルロー30%、カベルネ・フラン3%、プティ・ヴェルド3%、白ワインはソーヴィニヨン・ブラン70%、セミヨン30%となっています。