シャトー・ドーレ |　ピーロート・ジャパンオンラインショップ

シャトー・ドーレ

18世紀に建てられた別荘

シャトーの建物はかつて質素な農家でしたが、18世紀にスウェーデンの有力者が取得し、別荘として改築しました。1983年、アンリとシモーヌ・デュクールに買い取られ、ここが彼らの家となります。デュクール家の家族や友人たちが、さまざまな場面で集う場所。シャトーは、ここで生産されるワインのように、喜びと良い暮らしの息吹を吹き込んでいます。敷地の総面積は29.5ha、植樹密度は 4 000～4 500株/haで、土壌の種類は粘土石灰質。栽培している品種は白14.8ha（ソーヴィニヨン・ブラン、ミュスカデル、セミヨン）、赤12,7ha（メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン）ロゼ2ha（メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン）です。

480haと14のシャトーを所有するデュクール家

シャトー・ドーレは、デュクール家が所有しています。1858年にシャトー・デ・コンブを取得したデュクール家は、ボルドーの南東、アントル・ドゥ・メールの中心にある小村ラドーのコミューンである小さな集落オルクに居を構えました。ピエール・デュクール、そして彼の子どもや孫たちは、ドメーヌの所有地の葡萄樹の手入れをしています。祖父のアンリ・デュクールがこのドメーヌに到着したとき、ビジネスにとって重要な転機が訪れたのです。彼は、3人の子どもたち（マリ・クリスティーヌ、フィリップ、ベルナール）のサポートを得て、会社を著しく成長させました。そしてこの家族経営のドメーヌを、6つの異なるアペラシオンにまたがる、480haと14のシャトーを所有するボルドー最大のワイン生産会社の一つに変貌させることになったのです。

環境と顧客の期待を尊重

伝統的な常識と最新の技術の組み合わせにより、それぞれの「テロワール」から最高のものを引き出し、本物でありながら手頃なプレジャーワインを生産するという、先代から受け継いだ哲学を各世代が守り続けています。また、環境と顧客の期待を尊重することも、彼らの仕事に対する姿勢の重要な要素です。ボルドーの偉大なワインの伝統に従って、シャトー・ドーレを含むすべての所有地は、1996年以来、品質プロセスを経てきました。彼らは、ノウハウの品質を保証する企業管理規格であるISO9001バージョン2008に基づき、認証を取得しています。また、透明性を高めるため、2004年からすべてのドメーヌが「Agriculture Raisonnée（減農薬農法）」規格（環境と人の安全に配慮した葡萄畑の管理）の認定を受けています。