カーサ・ビアンキ |　ピーロート・ジャパンオンラインショップ

カーサ・ビアンキ

メンドーサ州サン・ラファエルで創業

ワイナリーの創業者であるヴァレンティン・ビアンキは1887年、イタリアのブリンディジ県にある小さな町ファサーノで生まれました。1910年、23歳でアルゼンチンに移住。チリとの国境に接するメンドーサ州サン・ラファエルに居を構え、努力と忍耐の結果、長年の夢であった「自分のワイナリー」を1928年に実現します。サン・ラファエルで同じイタリア出身のワイン醸造家、ピラーティ家の娘エルザと結婚し、6人の子どもをもうけます。

一大観光ワイナリー

事業は二代目エンゾに受け継がれ、さらに孫たちも事業に参加。ファミリーで協力し、世界的に認められる高品質ワインを生産し、創業者から4世代にわたるビジネスを展開。1995年にはワイナリーが刷新され、サン・ラファエルは瞬く間にワイン観光の中心地となり、現在、この革新的ワイナリーには年間8万5千人以上の観光客が訪れています。

理想的なミクロクリマ

ワイナリーはメンドーサ中央に位置するサン・ラファエルと北部ウコ・ヴァレーに葡萄畑を所有し、最先端の技術で年間450,000リットルの上質なワインを生産。サン・ラファエルは、ディアマンテ川からの清らかな水が灌漑され、大陸性気候の風と日夜の温度差が上質な葡萄を育てています。標高は700～900m、カルシウムと有機物が豊富な沖積堆積土壌とシルトローム土壌から成り、豊富な雪が溶けて灌漑用水となります。10月から3月までの平均雨量は約190㎜。気候はドライで平均気温は14.8℃。ワインとスパークリングワインの生産に最適な土地です。ウコ・ヴァレーの畑は標高1,100mに位置し、岩石質の土壌で有機物をほとんど含まないため、水や栄養分を求めて葡萄の根が深く伸びます。石灰質の土がミネラル豊富なワインを生み出します。ワインが持つ色調の濃さ、独特のアロマが、この偉大な産地の特徴である複雑さを映し出しています。太陽の光とアンデスの水の恩恵を受け、最高品質の白、赤、スパークリングを生産する理想的なミクロクリマを作り出しているのです。カーサ・ビアンキは現在、40カ国以上に展開するグローバルブランドであり、アルゼンチンワインの価値と品質を世界中に伝えています。90年以上、4世代にわたる偉業は世界が認めています。