リチャード・ハミルトンリトル・ロードシラーズ (2020)

Hamilton Little Road Shiraz

9291725

2020

テイスティングノート深い真紅色。果実は黒胡椒の含みを持つ薩摩プラムのアロマを示し、オーク樽熟成による軽いシーダーを伴う。ミディアムからフルボディのストラクチャーに、タンニンのテクスチャーが持続性を与え、味わいをまろやかにしている。果実味が支配し、エレガントなスタイルを持ち、風味豊か。ワイナリーで栽培する葡萄100%で造るワインは、若いうちは特徴的な果実味を示し、とても活き活きとしている。果皮との長いマセラシオンのお陰でまろやかで、口当たりの良いタンニンがあり、高い熟成のポテンシャルを持つ。
合う料理牛肉のロースト（レア）、ラムの煮込み、きのこのリゾット、チキンのバーベキュー
葡萄品種 100% シラーズ
ヴィーガン認証ヴィーガンソサエティー

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生産者

リチャード・ハミルトンワイングループ

生産地

タイプ

赤ワイン

葡萄品種

シラーズ

テイスト

辛口

アルコール度数（%）

14.5%

サーブする温度

13℃

容量

750ml

テロワールマクラーレン・ヴェイルの温暖な海洋性気候の下層にある砂と黒粘土ロームの土壌。
畑マクラーレン・ヴェイル
気候温暖/地中海性気候
収穫機械
醸造ワイナリーで栽培する葡萄100%から造る。若いうちに活き活きとした果実の特徴を示すワインを造ることに常に重点を置いている。支配するのではなく、引き立てるために十分なオークを表す。長期のマセラシオンは、味わいをまろやかにし、長期熟成を可能にする十分な口当たりの良いタンニンを備えている。圧搾後、フレンチオークとアメリカンオーク樽で14ヶ月間熟成。
熟成フレンチオークとアメリカンオーク樽で14ヵ月熟成、内10%新樽、他1年-4年使用樽。

酸度 6.48g/L
PH 3.53
残糖 0.36g/L

オーストラリア南オーストラリアマクラーレンヴェイル辛口

生産者

リチャード・ハミルトンワイングループ

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ハミルトン家のワイン・ヒストリー

リチャード・ハミルトン（1792-1852年）は1837年、イギリスから移住して南オーストラリア州にワイナリーを設立。最初の葡萄の植樹は、馬や斧などを使って手作業で行われました。1850年代までにリチャードの息子ヘンリー（1826-1907）が畑を拡大し、その息子フランク（1859-1913）が1890年頃から運営を担って辛口白ワインを生産。フランクの息子シドニー（1898-1987）は自然な酸味を保つための葡萄の早摘みと、従来のオープン・セメント・タンクではなく閉じたオーク・タンクで発酵させる方法を採用。さらに低温発酵技術を取り入れ、繊細なアロマと風味を持つ高品質な白ワインを可能にし、これがオーストラリア・ワインの基礎となりました。
フランクの四男バートン（1904-1994）は、剪定から収穫まで手作業にこだわり、ワイナリーの地位を確固たるものにします。1972年、バートンの息子リチャードは、マクラーレン・ヴェイル地区に小さなワイナリーを設立し、父バートンや叔父シドニーらの指導を受けて技術を磨き、1970年代に数々の受賞ワインを造りました。

クナワラとマクラーレン・ヴェイルの葡萄畑

シドニーは1974年、独自にレコンフィールドを設立。クラシックなカベルネ・ソーヴィニヨンを造るための地域としてクナワラ地区を選択しました。葡萄畑は、クナワラで有名な石灰岩を下地とした豊かな赤土に根ざしています。当初は伝統的な品種カベルネ・ソーヴィニヨンを植えていましたが、シドニーはアデレードのハッピー・ヴァレー地区からリースリングの挿し木苗を調達し、最高の土壌の一部を確保し、辛口白ワインを少量生産し続けました。
一方リチャードのワイナリーは、地域で最も古い葡萄畑のあるマクラーレン・ヴェイル地区を拠点とし、その地中海性気候により、素晴らしい価値の、果実味主体のワインを生産。南オーストラリアの最高の地域、冷気候のアデレード・ヒルズとクレア・ヴァレーのウォーターヴェイルから、高品質の白ワイン品種を生産しています。

ハミルトン家のワイン造りを永遠に

1981年、リチャードはレコンフィールドを買収。現在、レコンフィールド＆リチャード・ハミルトン・ワインズは、クナワラとマクラーレン・ヴェイルに葡萄畑を所有し、南オーストラリア州を代表する3つのラインナップ、レコンフィールド・クナワラ、シン・スパークリング・ワインズ、リチャード・ハミルトン・ワインを運営しています。直系5代目の子孫としてリチャードは、ハミルトン家のワイン産業へのコミットメントを永続させています。