*ボトルの外観について
完璧な外観でお届けすることが理想的ですが、湿気のあるセラーで長く貯蔵され、セラー周囲の環境の変化の影響などを受けることにより、ボトルの外観が完璧でない場合があります。
すべてのワインは厳しく検査しワインの年代も考慮にいれたうえで、許容範囲のものだけが選別し出荷されます。お客様へお届けするのは、この検査に合格したワインのみです。
ただ、若いワインの場合キャップに小さなキズや汚れが見られることがあります。多くの場合、木箱に貯蔵されていたために生じたものです。また、年代を重ねたワインの場合はキャップに腐食が見られることがあります。セラーの湿度やワインがかいた汗などによるもので、これらが年月を経て腐食となります。しかしキャップの腐食がワインの質に影響を及ぼすことはまずありません。むしろ経験を積んだワインの証なのです。
ラベルが黄ばんだり、埃がついたり、シミがついたり、カビが生えたり、色褪せたりするこは通常起こりえる劣化だとご理解いただけますと幸いです。
もし著しい劣化を発見された場合は、
お問い合わせよりご連絡ください。
*液面の高さについて
若いワインの液面の高さは、コルクの約1センチ下です。しかしながら、蒸発による自然な現象や最初のフィリングレベルが低かったことにより、液面の高さが低くなることもあります。特に古いワインの場合液面が幾分か下がることは自然なことで、ワインが古くなればなるほど液面の高さは低くなります。
コルクの硬さや貯蔵のコンディションによるところが大きいのですが、ワインはコルクを通して呼吸しているので、ある程度の量がコルクを通して蒸発します。
ワインは生き物であることをご理解いただければ幸いです。