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ワインの保管や飲む際のご案内

ワインの保管
ワインが届いたら、どうする?保管方法は?どのように飲んだらいいの?
お家に届いたワイン、せっかくだから美味しく楽しく飲みたいですよね。よくご質問いただく内容など、ワインを楽しむにあたってのおすすめや注意事項などをご案内いたします。

・ワインが届いたら

ワインを完璧な状態に保っておくために、次の方法で保管いただくことをおすすめいたします。
*コルクを湿らせた状態を保つため、ボトルは横に寝かせる。
 ⇨乾燥が強い場所での保管は、コルクを乾燥させ密閉性を損うので、避ける。
*動は、ワインの熟成過程に悪影響を与えるので、安定した場所で保管。
*湿度は60~65%、温度は12~15℃で保管。
*直射日光や熱を避け、冷暗所に保存をする。
 ⇨温度変化の大きい場所は避ける。
 ⇨高温は熟成過程を早めてしまう。
 ⇨低温は熟成のスピードを遅らせてしまう。
ワインは寝かせて保管

・ワインを飲む際のおすすめ

*長旅の影響を取り除くためにワインが届いてからサーヴするまで時間を置く。
 ⇨通常1日~3日で充分です。

*もしコルクがセラーで自然に発生したカビ(とりわけ古いワインには発生することが多い)に覆われている場合は、湿らせた清潔な布で拭き取る。この際、洗剤は使用せずきれいな水で布を湿らせる。

*白のおすすめサーブ温度:若く軽い白は10~12℃、熟成しコクのある白は12~14℃が目安
 ⇨ボトルを氷水で満たしたワインクーラーに入れて冷やす、または冷蔵庫(冷凍庫ではない)に1時間ほど入れて冷やすと良いです。

*赤のおすすめサーブ温度:若く軽いワインは14~16℃、熟成しこくのあるワインは17~20℃が目安
ワインセラーから出してすぐサーブされた赤ワインは室温でサーブされたものよりノーズが閉じており、口蓋ではより苦く多くのタンニンが感じられます。
同じ赤ワインでも22℃では熱く薄く感じられ、18℃ではしなやかで滑らか、10℃では収斂味(口中をしめつけるような感じ)が感じられることがあります。
 ⇨ワインの温度を上げるために熱湯につけたり、暖房器具の上に置いたりしてボトルを温めないこと。サーブする12~24時間前からボトルを立てて部屋に置いておくと、澱が底に沈むのでおすすめです。

ワインを飲む際の注意点

*シャンパーニュ、ゼクト、ヴァン・ムスーなどのスパークリングワインは8~10℃でサーブしてください。

*若いフルボティのワインは、空気と接触させるとより味わいと風味が増し美味しく楽しめます。サーブする1~4時間前に抜栓し、ボトルは空けたままでコルクをはめ直さないで置いてください。

*古いワイン、通常10年以上経ったものは、24~48時間ほど立てて置いてからデキャンタージュしてください。(デキャンタージュ:カラフェなどにワインを一度移動させることにより、澱を取り除くこと。)
デキャンタージュをすることで、細かな澱による色の濁りや、ワインの風味が苦く渋くなることを防げます。
ワインとのマリアージュ

ワインの開け方

*コルクワイン
キャップシール上部をソムリエナイフの刃の部分を使って取り除きます。
ソムリエナイフのスクリューの先端部分をコルクの中心に差し、ソムリエナイフを回転させながら完全に差し込みます。フック部分をボトルの上部に引っ掛け、テコの原理でゆっくり引き上げてください。

*スクリューキャップ
片方の手でボトルの上部をしっかり掴み、もう片方の手でボトル底をゆっくりと捻りながら開けてください。

*スパークリングワイン
ボトルの上にナプキン等の布を被せます。他人や自身の顔に向けないように注意深く冷えたボトルのワイヤーを外します。親指をコルクの上に置き、手をボトルネックにまわしてしっかり握り、圧力でコルクが上がってくるのを抑えます。大きな音を立てないようにゆっくりと抜栓します。

・ワインの気になる状態について

ワインを飲む際、味わいや状態などで気になることがあったら、まずは以下をチェックしてみてください。

*酒石と澱
白ワインは酒石を含むことがあります。酒石は欠陥ではなく、気温の下がった時や熟成の過程を経ることによって形成される、組成のしっかりしたフルボディのワインの証拠です。
ワインを注意深く(ゆっくりと)注ぐことによって、ボトル内に残したままにすることができます。これらは無味で、万が一飲んでしまっても全く害にはなりません。

赤ワインは、熟成してくると酒石と澱を含みます。全く害はありませんが、デキャンタージュやグラスへ注ぐ際に注意深くゆっくりとボトルを傾けることにより、ボトル内に残したままにできます。

酒石や澱を含むワインは、ボトルを動かしたり持ち運んだ際に濁ってしまうことがあります。味に影響がでる場合があるので、そのような時はボトルの抜栓を一度取りやめることをおすすめします。
濁った色をしているワインは、24~48時間立てて酒石と澱を沈着させ、抜栓時と注ぐ時になるべくボトルを振らないようにするなど、注意して取り扱ってください。

*還元反応の臭い
ある種のワイン、とりわけ古いものについては抜栓後に強く特有の臭いを発することがあります。この臭いは欠陥ではありません。
この臭いは熟成の過程で瓶内の酸素が減ることにより発生する還元反応が原因で発生するものです。還元反応は熟成過程には利点となる反面、開封時の一時的な臭いの原因となってしまいます。
この場合はワインを空気と接触させる(できればデキャンタージュする)と、ワインのリッチな香りが開いてきます。
ヴィンテージワイン

*ボトルの外観について
完璧な外観でお届けすることが理想的ですが、湿気のあるセラーで長く貯蔵され、セラー周囲の環境の変化の影響などを受けることにより、ボトルの外観が完璧でない場合があります。
すべてのワインは厳しく検査しワインの年代も考慮にいれたうえで、許容範囲のものだけが選別し出荷されます。お客様へお届けするのは、この検査に合格したワインのみです。

ただ、若いワインの場合キャップに小さなキズや汚れが見られることがあります。多くの場合、木箱に貯蔵されていたために生じたものです。また、年代を重ねたワインの場合はキャップに腐食が見られることがあります。セラーの湿度やワインがかいた汗などによるもので、これらが年月を経て腐食となります。しかしキャップの腐食がワインの質に影響を及ぼすことはまずありません。むしろ経験を積んだワインの証なのです。

ラベルが黄ばんだり、埃がついたり、シミがついたり、カビが生えたり、色褪せたりするこは通常起こりえる劣化だとご理解いただけますと幸いです。
もし著しい劣化を発見された場合は、お問い合わせよりご連絡ください。

*液面の高さについて
若いワインの液面の高さは、コルクの約1センチ下です。しかしながら、蒸発による自然な現象や最初のフィリングレベルが低かったことにより、液面の高さが低くなることもあります。特に古いワインの場合液面が幾分か下がることは自然なことで、ワインが古くなればなるほど液面の高さは低くなります。
コルクの硬さや貯蔵のコンディションによるところが大きいのですが、ワインはコルクを通して呼吸しているので、ある程度の量がコルクを通して蒸発します。
ワインは生き物であることをご理解いただければ幸いです。

以上、様々な注意点についてお伝えしてきましたが、困ったらまずは気にせず飲んでみてください。
その日の気分や体調、環境、また一緒に食べる食事によっても味わいが変わってきます。
色々なスタイルで試してみて自分の好みを探してみるのも、ワインの楽しみ方のひとつです。

どんなワインがいいか悩んだら、弊社イベントにご参加いただいたり、担当のワインコンサルタントにご相談ください。
その日その時のおすすめをご案内いたします。

ワインは自由な飲み物です。楽しく美味しくお飲みください!

ボン・ジョヴィ